VIRONはひとりひとりの暮らしを想像した一歩先のものづくり、製造業で培ってきた対応力で、
住まいやオフィスを彩る手すりや階段、オリジナル家具などを提供しています。

当社はアイアン階段を主力製品としていますが、階段を設置する際にあわせて
取り付けが義務付けられている「階段手すり」や「吹き抜け手すり」の製作も手がけています。

【手すりの役割とは？】

階段手すり・吹き抜け手すりは、階段の上り下りや日常動作のサポート、転倒防止など重要な役割を担っています。
そのため、何よりも重視されるのが安全性と機能性です。

一方で、最近の家づくりにおいて手すりは建築デザインとしても大きな要素を占めています。
具体的には、リビングスペースにアイアン階段（スケルトン階段）を設置するケースが増えており、
階段としての機能に加えてインテリア要素も求められるようになっています。
それは階段手すりだけでなく吹き抜け手すりにおいても同じです。
ただの住宅設備ではなく、より快適性の高い空間を演出するための建材としての役割も担うようになっています。

では、実際に階段や吹き抜けにアイアン手すりを採用するとどんなメリットが得られるのでしょうか？
　

【アイアン手すりの魅力・採用するメリットとは？】

１）圧迫感を感じさせない空間演出が可能
アイアン階段手すりは、1階と2階をつなぐ役割を担っています。
最大の特徴は圧迫感のない開放的な空間をつくれること。抜け感のあるアイアン階段（スケルトン階段）に加えて、
本来そこにあった壁もなくなるので開放感が生まれます。

２）明るい空間に
壁のない開放感のある空間になれば、そのぶん家の中に自然光を取り入れることができます。
家の中が明るくなれば、気分も明るくなりますよね。
特にアイアン階段・手すりは、家族がもっとも長く過ごすリビングスペースに採用されるケースが多いことから、
自然光をしっかりと取り入れられるかどうかは居心地や快適性にも大きく影響します。
より多くの自然光を取り入れたいなら、吹き抜け部分に窓を設置するのも効果的です。

３）デザイン性の高さ
やはり外せないポイントですね。シンプルなのにおしゃれで、リビング階段とあわせて設置すれば
インテリアの一部にもなります。
VIRONでは住宅のコンセプトやテイストにあわせて、ひとつひとつオーダーメイドでアイアン手すりを製作しています。
お客様の要望を形にしていくので、もちろん凝ったデザインへの対応も可能です。
手すり本来の役割である機能性をしっかりと備えつつ、並行して高いデザイン性も実現できるのは
アイアン階段の魅力です。
　

【アイアン手すりの施工事例】

VIRONでは、階段手すり・吹き抜け手すりに関して数多くの施工実績があります。
それぞれ代表的な施工事例をご紹介します。

・階段手すりの施工事例

階段手すりは、支柱を減らすなどシンプルなデザインにすることで解放感が生まれます。
アイアン階段との組み合わせはもちろん、下の写真のように通常の階段の壁をアイアン手すりに変えるだけでも
印象は大きく変わります。
アイアン素材は木材の踏み板との相性も抜群なので、どんなコンセプトの家にもマッチしやすいのも魅力です。

・吹き抜け手すりの施工事例

吹き抜け手すりは、開放感あふれる空間づくりに欠かせないアイテムの一つ。
無駄を省いたシンプルなデザインが、広さと奥行きを感じさせます。
VIRONでは、お客様の好みに合わせて、支柱の太さやデザインなどを自由にカスタマイズした
吹き抜け手すりの製作が可能です。
たとえば支柱を細くすればスタイリッシュに、逆に支柱を太くしたり曲線を取り入れたりすれば
デザイン性が高くなり、存在感がアップ。
また、階段の手すりと合わせて同じアイアン素材で統一すれば、美しさがいっそう際立ちます。
　

【より安全にアイアン手すりを設置する方法】

デザイン性の高さや、階段まわりの魅力的な演出で人気のアイアン手すり。
リビング階段や吹き抜けとの相性が良く、最近は新築住宅で採用されるケースも増えています。

一方で、よく質問をいただくのが「人やモノの落下が心配です」という声。
抜け感や解放感といった魅力のアイアン手すりならではの質問ですね。
特に小さなお子様がいるご家庭で気にされる方が多いようです。

では、実際にどのように対策すればいいのでしょうか。
アイアン手すりを取り入れる際のポイントを紹介します。

・デザインを重視したい場合

取り外し可能な転落防止ネットを一時的につけるのがオススメです。
「子どもから目を離せない」「いたずらをしないか心配」という時期は数年間のこと。
その期間だけネットを取り付け、お子様の成長とともに転落防止ネットの必要性がなくなったタイミングで取り外す方法です。
同色のネットを選べば目立ちにくいですし、いつでも取り外し可能なので、
もともとのデザイン性の高さやおしゃれさを損なうこともありません。

・より安全性を重視したい場合

「転落防止ネットは使いたくないけど、安全性はしっかりと確保したい」という方もいると思います。
そんな時は「手すりの柱の幅が狭いデザイン」を選択する方法があります。
お子様が身を乗り出せない間隔のデザインを採用することで落下も防げますし、
縦桟タイプのデザインならお子様がよじ登るのを防ぐこともできます。

そして、もうひとつの方法が「アクリルパネルの採用」です。
手すり部分の隙間を埋めることができるので落下防止という点ではもっとも効果的な対策です。
パネルは透明あるいは半透明タイプがあり、透明タイプならアイアン手すりならではの圧倒的な開放感を維持することができます。
半透明タイプならしっかりと自然光を取り入れつつ目隠し効果も得ることができるので、
階段の上り下りの際に視線が気になる場合の対策にもなります。
　

【まとめ】

家は、家族にとって心休まる唯一のプライベート空間です。
いつまでも安心して快適に暮らせる空間づくりのひとつとして、アイアン手すりを取り入れてみませんか。

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