VIRONのアイアン階段の価格・種類まとめ

アイアンコラム

VIRONはひとりひとりの暮らしを想像した一歩先のものづくり、製造業で培ってきた対応力で、
住まいやオフィスを彩る手すり階段オリジナル家具などを提供しています。

インテリア要素を備えた高いデザイン性と、開放感あふれる空間演出を実現できることからリビング階段として人気の高いアイアン階段

「せっかく家を建てるなら、とことんこだわりを詰め込んだ家にしたい」「たっぷりの自然光が差し込む開放的で明るいリビング空間にしたい」などの理由からアイアン階段の導入を検討される方が多く、嬉しいことに全国からお問い合わせや注文をいただいています。

その際に、よくご相談いただくのが「価格」に関する内容です。
・アイアン階段は、なぜ一般的な階段よりも価格が高いのか
・VIRONのアイアン階段を注文するといくらかかるのか
・浜松近郊とそれ以外の地域でアイアン階段購入時の価格の差はあるのか

階段は決して安い買い物ではありませんし、何十年と長い期間使い続けるものです。だからこそ、納得のいく階段を選びたいですよね。

そこで今回は、VIRONのアイアン階段を設置するといくらぐらい費用がかかるのか、実際の事例をいくつかご紹介させていただきます。
ぜひアイアン階段選びの参考にしてみてください!

【アイアン階段は、なぜ一般的な階段よりも価格が高いのか】

階段としての機能的な役割に加えて、家の間取りをオシャレに見せたり開放感をもたらしたりと空間デザインのアクセントにもなるアイアン階段。

一般的な階段と比較して高価格帯の商品が多い傾向にありますが、なぜ価格が高くなるのか、その理由をまとめました。

●理由1:「仕上がりの美しさ」と「高品質」にこだわって作られているから

デザイン性の高さが魅力のアイアン階段は、その多くがリビング階段として採用されます。家族の利用はもちろん、友人などの来客者の目にもよく触れることからインテリアの一部としての役割を兼ねるケースも多く、部材同士の接合部をはじめ細部に至るまで仕上がりの美しさが製品の良し悪しや魅力に大きく影響します。

また、階段は普段の生活において毎日使用するものです。ただオシャレなだけでは意味がありません。長く安全に使っていただけるよう、見た目のオシャレさと安全性を両立した「高品質」製品であることもアイアン階段に求められる条件のひとつです。

●理由2:アイアン階段の構造上、高強度な部材が必要とされるから

アイアン階段は段板と骨組みで構成されています。デザイン性だけでなく階段としての安全性や機能性を発揮するには、しっかりとした強度を保つ必要があります。それに伴い、使う部材や加工作業が増えることも少なくありません。また、階段製作の過程においてさまざまな加工技術を必要とするほか、どれも高い技術レベルが求められます。それらの費用が上乗せされるため、一般的な階段よりも価格が高くなる傾向にあります。

   

<VIRONのアイアン階段のこだわりは?>

上記の理由1・2から相応のコストがかかるアイアン階段ですが、VIRONではより魅力的な製品を適正価格でお客様にお届けするため、長年培った金属加工技術を駆使した階段製作をおこなっています。

実際に、VIRONのアイアン階段の製作におけるこだわりをいくつかご紹介します。

     

<こだわり1:溶接加工>

アイアン階段・手すりは数十個のパーツで構成されています。各パーツは溶接によって接合されているため、溶接の精度が低いと耐久性が低下したり、溶接部分に亀裂が入りやすくなったりするリスクが高まります。

もっともわかりやすい溶接盛りの違いを例に挙げます。

一見、遠目で見ると違いはないように見えますが…

   

※溶接盛りが目立ちます

   

※溶接部分を丁寧に仕上げています

   
溶接をおこなうと、必ず溶接跡の盛り上がり(ビード)ができてしまいます。この盛り上がりをいかに美しく仕上げられるかどうかで見栄えが大きく変わります。

VIRONでは、ディスクグラインダーによる平坦化のほか、手作業によるやすりがけをおこない、面は平らになるように、直角に交わる部分は角が出るように1箇所ずつ丁寧にやすりがけをおこなっています。

  

<こだわり2:角出し>

仕上がりの美しさを追求するうえで「角出し」はとても大切な作業のひとつ。
溶接した後に専用のヤスリで1箇所ずつ磨き上げていきます。手作業のため時間も手間もかかりますが、この作業にこだわることが仕上がりの見栄えを大きく左右します。

   

溶接は、強度面や見栄えを含めて品質に直結する非常に重要な工程であり、アイアン階段や手すり製作におけるメイン技術ともいえます。

  

<こだわり3:ひずみをできるだけ平らに>

金属加工時の熱や圧力によって生じる「ひずみ」。
この「ひずみ」の修正、も仕上がりの美しさにおいて技術の差が表れやすい箇所のひとつです。

※ひずみあり…溶接部分の中心が盛り上がっていて、「山」のような形状になっています。

  

※ひずみなし(調整後)…上の写真の溶接部分を調整したものです。山なりの形状だったパイプが一直線になっています。

溶接をおこなうと、多方向に向かってさまざまな箇所に熱が伝わっていきます。
そのため、熱が入れば入るほどアイアンは収縮し、熱や力が多方面に分散されることで本来は平らな部分に反りなどのひずみが出やすくなります。

溶接によるひずみは製品の見た目を悪くするだけでなく、精度や性能の低下にもつながるため、丁寧に修正を加えていきます。

    

【VIRONのアイアン階段を注文すると、実際のところいくらかかるの?】

では、VIRONのアイアン階段を購入・設置するといくらかかるのか、代表的な製品を事例としてご紹介します。

      

●ストレートササラ階段

ササラ桁部分がストレート形状になっているアイアン階段です。
画像の階段は、
ストレート13段(11段+廻部2段)+両側ササラ桁+片側手すりの仕様で本体参考価格832,500円です。

   

●稲妻ササラ階段

こちらはササラ桁部分がジグザグの稲妻形状になっているアイアン階段です。
稲妻13段+両側ササラ桁+片側手すりの仕様で本体参考価格738,500円です。

  

●トラス階段

部材同士を三角形につなぎあわせた構造形式が特徴のトラス階段6段です。
トラス6段+両側ササラ桁+片側手すりの仕様で本体参考価格511,000円です。

  

●螺旋階段

最後にご紹介するのが、柱を中心に弦巻のように曲線を描いた螺旋階段です。
螺旋13段+片側ササラ桁+片側手すりの仕様で本体参考価格1,550,000円です。

  

【浜松近郊とそれ以外の地域でアイアン階段購入時の価格の差はあるの?】

VIRONのアイアン階段を購入いただいた際、階段の本体価格に加えて「施工・取付け費」と「運搬費」が別途必要となります。

それぞれの金額はエリアおよび対応スタッフの人数によって変動します。

例1)ストレートササラ階段(13段/本体参考価格832,500円)を東京でご注文の場合

本体参考価格:832,500円
施工・取付け費、運搬費: 157,500円
合計:990,000円

例2)トラス階段(6段/本体参考価格511,000円)を大阪でご注文の場合

本体参考価格:511,000円
施工・取付け費、運搬費:119,000円
合計:630,000円

   

<遠方の場合は地元業者に依頼して施工するのがおすすめです>

遠方のお客様の場合、施工・取付け費と運搬費が負担になるケースも少なくありません。
少しでも費用を抑えたい場合、当社から製品のみ送付し、施工・取付けは地元の業者に依頼するのがおすすめです。

たとえば上記の大阪でのご注文を例に挙げると、「施工・取付け費」と「運搬費」をあわせて119,000円かかります。
一方、製品送付のみご依頼いただいた場合、負担額は「送料20,000円」で済みます

今回のブログではVIRONが手がける代表的なアイアン階段の価格についてご紹介しましたが、同じアイアン階段でも段数の違いや手すりの有無、片側アングルor両側アングルなど多様なパターンがあります。

VIRONでは一組でも多くのお客様に購入していただけるよう、できるだけ負担の少ない方法を提案させていただきます。製品についての質問はもちろん、価格面についての疑問もお気軽にお問い合わせください!

また、階段・手すり以外にも、吹き抜け手すりバルコニー手すり、門扉、ペットサークル、パイプハンガー、ネームプレートなど、VIRONではさまざまなアイアン製品を製作しています。もっと詳しく知りたいという方は、商品紹介ページをご覧いただくか、こちらまでお気軽にお問い合わせください

 

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